03_募集の前にもう一言だけ
制作の延長にあると思われているプロデューサーは、仕事を面白くできる楽しい職業なので誰かに教えてたい、と同時に教えにくいなぁ…といつも思っていました。
(追記です)教えにくい理由は、プロデューサーもディレクター、カメラマン、スタイリストなどのクリエイティブスタッフと同じで、自分の能力が上がっても、人に教えるには限界があるだろうなぁ、と思っていたからです。「だれか教えて欲しい人!」と、募るのは変だし、若手に門戸を開いた「アシスタント募集」というニュアンスが近いです。だから、自分で前田屋から学びきったと思えば、独立も全然アリ。今回募集しようと思ったのは、2つのズレが強くなってきたので「アシスタント募集」を声に出してみました。
では、「プロデューサーを目指す制作」は、どんな人が向いてるのか?
映像制作の基本的な知識やセンスがあるのはもちろんですが、精神的にも肉体的にも強くて、かつ頭の回転も良くて、人付き合いも上手い人が理想です。でも自分も含めそんな条件が整った人はなかなかおらず、前田屋がきっかけになっても、結局は時間をかけて強みを見つけ、自ら成長していくのが基本だとは思っています。
前置きが長くなってしまいましたが、プロデューサーを名乗って19年、ようやく言葉でその基本の先を教えられるところまできました。前田が考えるプロデューサーの3つポイントを、次のページ以降で書いています。興味を持ってもらい、「プロデューサーを目指す制作」として応募してもらえると嬉しいです。
(前田屋 目黒駅前店)
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